同人誌 はよしねま/越山弱衰 「B.S.S.＾2」好きだった幼馴染は僕の知らない所でオンナにされていた…。

感想・レビュー

越山弱衰さんと言えば人妻や熟女系のイメージが強いですが、今作は大学生になったばかりのヒロイン憂凪と幼馴染の直樹をめぐるストーリーとなっています。

二人で力を合わせて受験を乗り越え、晴れて同じ大学へ通うようになった憂凪と直樹。お互いからかい合うような会話のやり取りは見ていて微笑ましく、これから始まるであろう二人の楽しいキャンパスライフを予感させます。しかし、自分の魅力(エロボディ)に自覚のない憂凪は、あるサークルの先輩にあっさりとカラダを奪われてしまう…。

憂凪が先輩と関係を持つようになった経緯は描かれていないので分かりませんが、いかにもヤリチンといった風情の先輩にとっては、大学生になったばかりの憂凪を落とす事など容易かった事でしょう。憂凪が見知らぬ男と現れた事に動揺する直樹。男から渡されたDLカードにアクセスすると、マスクで顔を隠した女のセッ○スの様子を映した素人物のAVと思しき映像が映し出される。

驚く直樹の元へその後も届き続けるDLカードの映像はどんどん過激さを増していき、ついに明かされる衝撃の事実。激しいプレイにウィッグが徐々にずれ、薄いモザイクが掛かった顔がアップになると、そこには見覚えのある面影が！この辺りの少しずつ緊張感や背徳感が高まっていく感じが秀逸で、直樹の心の叫びや苦しみがこちらまで痛いほど伝わって来ます。大きな胸やお尻を豪快に揺らしながらのセッ○スは迫力満点。作者のこだわりが感じられるセリフや効果音(擬音)がすごくリアルで、淫靡な熱を帯びた濃厚なエロさを演出していますね。

自ら中出しをねだるほど完全に快楽の虜となっている様子の憂凪の痴態に目を背ける事が出来ない直樹。憂凪の絶頂に合わせて直樹の鬱勃起したチ○ポが情けなく射精し放心状態となるシーンには哀愁が漂う…。意味深なセリフと試すような視線を直樹に向ける憂凪と、憂凪の痴態が頭に焼き付いて離れない直樹。二人の関係がもはや取り返しのつかないものとなった事が浮き彫りになった印象に残るラストでした。

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