同人誌 こっとん堂 「綾姉～奪われた幼馴染～3」想いを寄せる幼馴染がヤリチン同級生によって奪われていく！

感想・レビュー

毛嫌いしていた同級生に憧れの幼馴染を奪われた第1作『綾姉〜奪われた幼馴染〜』、幼馴染が奪われたいきさつとその生々しい手口が明かされた2作目『綾姉〜奪われた幼馴染〜2』に続き、3作目となる本作は、ヒロイン・綾香に加え、綾香の親友・真紀子までもがヤリチン男・馬場によって奪われていく！

前作『綾姉～奪われた幼馴染～2』のラストで傷心の主人公・コウタを慰める姿を馬場に盗み見られていた真紀子。馬場が綾香を堕とすまでに掛けた時間や熱意と比べて、真紀子を堕とす手段は強引で直情的。会社社長の息子という権力を笠に着て、有無を言わせず真紀子のカラダを奪っていく！

これまで真紀子の登場シーンが少なく、綾香の魅力に比べればちょっと見劣りするかなと思っていましたが、気の強い真紀子がじっくりと開発されていく展開は、かなりのドキドキ感と興奮が味わえます。執拗な愛撫によってまんまと馬場のペースに乗せられ、心身ともに余裕がなくなっていく真紀子。綾香をもイキ狂わせたスペシャル舌技で一気に絶頂へと追い込まれた挙げ句、ポルチオを容赦なくガン突きされて乱れ狂い、拒否していたキスさえ許して馬場に屈服してしまう…。コウタにとって大事なものは徹底的に奪いとる事で、「性的興奮」を味わう馬場のやり口がえげつないほど鮮やかなエピソードでした。

一方、綾香と疎遠になりつつあったコウタに束の間訪れた綾香とのひと時。穏やかな空気が流れるかと思いきや、綾香の処女が散らされた事をすでに知っているコウタの心中は穏やかではなく、会話もどこかぎこちない。自分の内に湧き上がる怒りや嫉妬などの感情に戸惑いながらも、綾香との関係を壊したくないコウタの精一杯の気持ちが痛いほど伝わって来ます。

そして今作のハイライトはなんと言っても聖夜に行われる、馬場と綾香とのクリスマスセッ○ス。コウタが勇気を振り絞った誘いを断り、馬場との熱い夜を過ごす背徳のシチュエーションが最高の興奮を感じさせる！

デートで待ち合わせた場面で挿入された、「馬場と綾香が再会した頃」の回想シーンが印象的。コウタをいじめていた過去を含め、綾香にとっては最悪な印象だった状態から、じっくり時間と熱意を掛けて口説き落とし、ラブラブな関係にまで持っていった馬場の「自分の欲望を実現させるパワー」には素直に感心します。馬場に対し「全く眼中にない」と冷たく言い放っていた綾香が、ラブホのベッドの上で顔を赤らめて馬場とのセッ○スを待つ姿のインパクトが凄まじすぎる！

綾香の事が諦めきれないコウタとの電話の最中にもかかわらず、馬場の激しい愛撫を受けてイカされてしまう綾香。馬場から「コウタと自分のどちらを選ぶのか」選択権を突きつけられ、綾香はコウタを捨てて馬場との快楽にのめり込んでいく！二人きりの熱い夜を楽しむ馬場と綾香とは対称的に、馬場から渡された綾香のセッ○ス動画を見ながら一人自慰行為で自分を慰めるコウタがあまりにも不憫…。

綾香を身も心も完全に堕とし征服感に満ちた快感を味わう馬場の姿と、心の片隅に残ったコウタへの想いを捨て去り、ただ快楽にのみ没頭する綾香が最高でした！

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