同人誌 ろいやるびっち 「妻が、他人の雌になるまで―ショートカット巨乳妻・佐々木美咲編―」夫が思いもしなかった寝取らせプレイの末路・・・

感想・レビュー

「妻が誰かに抱かれていた事を想像すると興奮する・・・」

高校時代に好きだった子と付き合えなかった”思い出”から芽生えた「寝取られ性癖」。その呪いにも似た厄介な性癖を満たすため、最愛の妻・美咲を隣人の男に貸し出した事がキッカケで、夫は思ってもみなかった体験を味わうハメに陥るのだった・・・。

「寝取らせプレイ」に出掛ける美咲の普段とは少し違う、しっかりメイクした姿に気恥ずかしさと色っぽさが感じられて👍この後の展開への期待感が爆アゲです。

「隣人の男にホテルでどんな事をされたのかーー」

妻の口から語られる「寝取らせ報告」を聞きながら、最高に欲情した夫が荒々しく妻を求める変質者的SEXには、異常な興奮とともにどこか物悲しさも漂います。

最初は「ガツガツしたタイプが好きじゃない」と「寝取らせプレイ」に乗り気ではなかった美咲が、心の奥底に潜むマゾ性を開花させ、隣人の男の言いなりとなり、服装の好みや今まで知らなかった性感帯の開発など、じわじわと染められていく展開がとてもスリリング。

『姉は親父に抱かれてるシリーズ』でもよく見られた、主人公が鬱勃起する描写の巧さが天才的で、自分が言い出した「寝取らせプレイ」が取り返しのつかない方向へと進み、愛する妻を失う恐怖に苛まれながらも、体から湧き上がる異常な興奮が止められない夫の姿には、こちらまで胸が痛くなります。

夫を捨てて隣人の雌に堕ちた美咲を見送り、一人残された夫がの胸に去来するものは敗北感かそれともー？

”嫉妬”は興奮するための最高のスパイス。そんな「寝取らせ」の美味しいところがギュッと凝縮された作品でした。

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