
「テントでパンパン -シュラフの中は愛液と精液の匂いがムンムン-」のあらすじ
一緒に働いている早希に好意を抱いているもののその想いを伝えることができずにいる中谷。
彼の気持ちを知っている社長の有村瑛里はこの2人を何とかくっつけようと策をめぐらしていた。
そんなある日、3人でキャンプに行くことになるのだが、なぜか中谷と早希は2人っきりで夜を迎えることに・・・。
引用:©神楽ひつじ
*キャラのタイプやプレイ内容は各販売サイトの情報を参考に、管理人が独自にタグ付けしています。
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瑛里の策略で中谷と早希は2人っきりで夜を迎えることに・・・。

お互いのつらい過去を打ち明け合い、縮まっていく二人の距離。

お互いの気持を確かめ合うように身も心もひとつに溶け合っていく!
「テントでパンパン -シュラフの中は愛液と精液の匂いがムンムン-」のレビュー
始めに断っておきますが、本作を単体の作品として見た場合は、「寝取られもの」ではなく「純愛もの」です。
ではなぜ今回紹介したかというと、以前紹介した「あまりもの」シリーズの完結作だから。
「あまりもの」は高校生の男女5人の恋愛模様が描かれた「BSS系寝取られ作品」でしたが、今作はその主人公だった中谷が社会人として成長した姿を描いた「あまりもの」シリーズの完結編にあたる作品です。
前作から数年後、社会人となりデザインスタジオで働いている中谷くん。髪も伸び少し大人っぽくなった印象だが、相変わらず女性に対しては積極的になりきれない様子。「好意を抱いていた女の子と親友のセックスを目撃してしまった」経験はあまりにもつらく、恋愛に対し臆病になるのも仕方がないでしょう。
そんな中谷にも密かに気になっている存在が。その相手は同じデザイン事務所で働く4つ年上の先輩・早希。旦那の浮気が原因で1年前に離婚している彼女もまた中谷と同じように心に傷を負っており、その様子を見かねた事務所社長の瑛里が二人の仲を取り持つべく策を巡らす!
お互いのつらい過去を打ち明け合い、二人の距離が縮まっていくのが微笑ましい。トラウマと呼べるほどの心の傷を負った中谷と、夫に浮気され離婚した早希を応援したい気持ちになりますね。しかしその後の展開は予想以上に早く、瑛里がお酒に混入した怪しげな媚薬の効果も手伝って、二人の気持ちは一気にヒートアップ!ひとつのシュラフに二人で入り、お互いの気持ちを確かめ合うように身も心もひとつに溶け合っていく…。
未だ女性経験がなくぎこちない中谷と、彼を優しくリードする早希の相性はとても良く、狭いテントで繰り広げられる濃密なエッチシーンはタイトル通りエロい熱気に満ち溢れています。テントを外から見た視点での二人のシルエットの描写や、瑛里がこっそり盗聴しているスマホから漏れるあえぎ声も効果的で、えっちな雰囲気を醸し出すのに一役買っていました。
少し気になった点は、中谷の初恋の相手である前作のヒロイン香純と今作のヒロイン・早希がよく似ていた事。今作はカラー作品だったので髪色の違いはありましたが、顔や性格も似ていてちょっと混乱しました。
ともあれ、前作「あまりもの」ではかなりつらい思いをした中谷くんを救済し、他の4人のその後も姿も少しだけ触れられており、素晴らしく綺麗に締めくくられた結末だったと言えるでしょう。